2024年3月3日10:45作成
2024年4月16日19:09更新
授業の日時,場所
- 対象クラス:S1-10 (医学部検査), S1-36, 37 (農学部)
- 火曜日3時限目
- センターゾーン 2406 教室
教科書
この授業では教科書は特に指定しません.毎回,教材(講義ノートファイル)を配布します.参考書として
三宅敏恒著,入門線形代数,培風館
を上げておきますが,この本に沿って授業を進めるわけではありません.
授業の進め方,勉強の仕方
教材配布
講義ノートは Moodle コースから B-QUBE によって,前の週末までに配布します.B-QUBE はオンラインで教材を見ることができるサービスです.必ず授業の前に講義ノートに目を通して,一通り予習するようにしてください.
また,講義ノートの内容についての演習問題も前の週末までに B-QUBE で配布します.こちらも全部できなくても良いので,できるだけ授業前に解いてみるようにしてください.
講義について
毎回の授業では,最初の約30分間に,予習してきた講義ノートの内容について説明します.基本的に理解の確認のための手短な説明になりますが,線形写像やその像,核などの新しい概念については丁寧に説明します.
演習
授業の残り,約1時間は演習問題を黒板に解いてもらって,それを添削,解説します.演習を解く人はその都度,こちらで指名します.
授業予定
以下はあくまで予定です.いろいろな事情により変更されることもありますので,注意してください.
4月9日 導入と線形方程式系 (連立一次方程式)
- 事務連絡:テキスト,授業の進め方,成績評価の方法など
- 線形方程式系の解法
- 線形方程式系と付随する行列
- 行列とその行,列,成分
- 行ベクトルと列ベクトル
- Gauss-Jordan消去法と階段行列 (reduced row echelon form)
- 演習問題は1.1のみ.残りは次回.
4月16日 線形方程式系の解の構造
- 先週の演習の残り:問題1.2.
- 線型方程式系の解の構造
- 解のパターン3種:解がない場合,解が一つしかない場合,解が無数にある場合
- 行列の階数と線型方程式系の解の構造
- 同サイズの行列の和,行列の定数倍,行列とベクトルの積
- 線型方程式系のベクトル表示
- 変数列ベクトルの集合
- の一次結合
- 演習:演習問題2.1, 2.2, 2.3と問題1.3